手術 二回目
10月27日
右目の手術をした。
前回と同じ個室に通される。
「ホテルのリピーターみたいですね。」と看護婦さんに言ったら、
「ここに来られるのは2回だけですよ。目は二つだけですから。」という返事。
「そうですね。三つあったら、ちょっと怖いかも...」
二人で笑って、
「じゃ、ここでお待ちくださいね。また、15分おきに目薬さしに来ますから。」と看護婦さんは行ってしまった。
さーーて、今回は前回より落ち着いていられるかな?
ベッドでぼけっと待つ。
だんだん手術の時間が近づいてくる。
やっぱりちょっと緊張しているみたい。
緊張したら、体はどうなるか、観察してみた。
まず、のどが渇く。(持参のお茶を少しだけ飲んだ。たくさん飲むのはだめだそうだから。)
それから奥歯に力が入ってる。(口をあーーんと開けてみる)
指にも力が入ってる。(手を結んだり開いたりやってみる)
首のうしろが固い。(首の体操をしてみる。)
顔の筋肉がこわばってる。(口をモゴモゴさせたり、笑顔を作ってみたりする)
こんなことやってると、だんだん緊張がとけてきた。
「緊張しちゃだめだぞ」と自分に言い聞かせるより、緊張していない体の状態を作るほうが、脳がだまされて、緊張しなくなるみたい。
以前に「のうだま」という本を読んだときにわかったことと同じだ。つまり、笑うから嬉しくなる、泣くから悲しくなる、ということ。
手の指に力が入ってないから、緊張してないんだ、と脳は思うらしい。
みなさん、緊張してるな、と思ったら、体の力を抜きましょう!
2時になって手術室に入る。
椅子に座ると、椅子がゆっくりと倒される。
「あ、スリッパを脱いだほうがいいでしょうか?」と私。
「そうですね。」と看護婦さん。
でも、椅子がどんどん倒されていくので、きちんとスリッパが抜げない。
それで足をバタバタやって、スリッパをポンポンと投げ飛ばした。
「ごめんなさい。間に合わなくてきちんと脱げませんでした」と言うと、看護婦さんたちが笑う。
私もハハハと笑う。
笑うととても気が楽になった。
前回はバタバタとあわただしく物事が進行した印象があるが、今回はなぜかゆっくりと感じる。
血圧計をつけるときも、点滴をするときも、心電図の器具をつけるときも、いちいち説明しないで静かにやってくれるからかな?BGMが聞こえるのに気づく。
右目を洗って、目の周りを消毒して、右目の部分だけくりぬかれた布をかぶされ目の周りに接着テープが貼られる。そして、まぶたを閉じないように金具が装着される。前回と同じだ。もう、びっくりしない。
なぜだか、前回より痛くない。
緊張してないから、痛くないのかな?
緊張してると、筋肉に力が入ってるから、痛く感じるのに違いない。
力を抜くと痛さを感じないんだ...大発見だ。
それから、麻酔。
麻酔が効いてくると、いよいよ手術の開始になるんだけど、でも、まだ、あたりがよく見えるよ。
目を切るときも、見えるんだろうか?
でも、痛くないから、ま、いいか...。
と考えていると、パッと目を照らされて、まぶしくて、あたりが真っ白になる。
目を開けているので、なんだか赤いものがチラチラと見えたり、水が流されて、それが見えなくなったりする。
機械のガガーっという音が聞こえたり、
「ポリッシュ」という音声が聞こえてきたりする。
ポリッシュって、「磨く」っていう意味?いったい何を磨くの?
などといろいろ考えてるうちに、手術はどんどん進行しているみたい。
「レンズ、とって」と先生の声。
いよいよレンズを入れるみたい。
目の中になんだか小さな長方形のものがチラチラと見える。
あれは何?長方形には短い辺に縦に筋が何本も入ってるみたいなんだけど、なんだろう?
折りたたまれたレンズかな?でも、長方形だなんて、変だなあ。
そんなことを一生懸命考えていたので、「もし、失敗して、目の中に落ちたらどうしよう」などという要らない心配はしなくてすんだ。
「右を見てください。」と先生の声。
それから、
「はい、終わりましたよ。うまくいきました。」という言葉。
あー、よかった。
「なんだか、この前より早く終わったような気がします」と言うと、
「そうですか。」と先生。
部屋に帰って時計を見たら、前回と同じだった。2時45分。
これで、手術はおしまい!
わーーい、終わったよ。
すごく嬉しい。
1時間はゆっくり寝てなくちゃいけないのに、嬉しくて、ここへ来る前に知久屋で買ってきた赤飯のおにぎりを食べた。赤飯のおにぎりは手術が無事に終わったらお祝いに食べよう、と思って買ったのだ。
お昼ごはん抜きだったから、おなかすいてたし、おいしかった。
4時半に診察を受けて、友達がお迎えに来てくれて、うちに帰る。
28日
通院して、視力を測ってもらったら、0.5だった。
両目とも、0.01だったのが、0.5.
これからはコンタクトレンズを入れずに日常生活が送れるだろう。
運転するときは、めがねがいるけど、もうちょっと目が落ち着いてからめがねを作らなければならないみたいだ。
土曜日までは通院しなければならないそうだけど、とにかく無事に終わって、よかった、よかった。
右目の手術をした。
前回と同じ個室に通される。
「ホテルのリピーターみたいですね。」と看護婦さんに言ったら、
「ここに来られるのは2回だけですよ。目は二つだけですから。」という返事。
「そうですね。三つあったら、ちょっと怖いかも...」
二人で笑って、
「じゃ、ここでお待ちくださいね。また、15分おきに目薬さしに来ますから。」と看護婦さんは行ってしまった。
さーーて、今回は前回より落ち着いていられるかな?
ベッドでぼけっと待つ。
だんだん手術の時間が近づいてくる。
やっぱりちょっと緊張しているみたい。
緊張したら、体はどうなるか、観察してみた。
まず、のどが渇く。(持参のお茶を少しだけ飲んだ。たくさん飲むのはだめだそうだから。)
それから奥歯に力が入ってる。(口をあーーんと開けてみる)
指にも力が入ってる。(手を結んだり開いたりやってみる)
首のうしろが固い。(首の体操をしてみる。)
顔の筋肉がこわばってる。(口をモゴモゴさせたり、笑顔を作ってみたりする)
こんなことやってると、だんだん緊張がとけてきた。
「緊張しちゃだめだぞ」と自分に言い聞かせるより、緊張していない体の状態を作るほうが、脳がだまされて、緊張しなくなるみたい。
以前に「のうだま」という本を読んだときにわかったことと同じだ。つまり、笑うから嬉しくなる、泣くから悲しくなる、ということ。
手の指に力が入ってないから、緊張してないんだ、と脳は思うらしい。
みなさん、緊張してるな、と思ったら、体の力を抜きましょう!
2時になって手術室に入る。
椅子に座ると、椅子がゆっくりと倒される。
「あ、スリッパを脱いだほうがいいでしょうか?」と私。
「そうですね。」と看護婦さん。
でも、椅子がどんどん倒されていくので、きちんとスリッパが抜げない。
それで足をバタバタやって、スリッパをポンポンと投げ飛ばした。
「ごめんなさい。間に合わなくてきちんと脱げませんでした」と言うと、看護婦さんたちが笑う。
私もハハハと笑う。
笑うととても気が楽になった。
前回はバタバタとあわただしく物事が進行した印象があるが、今回はなぜかゆっくりと感じる。
血圧計をつけるときも、点滴をするときも、心電図の器具をつけるときも、いちいち説明しないで静かにやってくれるからかな?BGMが聞こえるのに気づく。
右目を洗って、目の周りを消毒して、右目の部分だけくりぬかれた布をかぶされ目の周りに接着テープが貼られる。そして、まぶたを閉じないように金具が装着される。前回と同じだ。もう、びっくりしない。
なぜだか、前回より痛くない。
緊張してないから、痛くないのかな?
緊張してると、筋肉に力が入ってるから、痛く感じるのに違いない。
力を抜くと痛さを感じないんだ...大発見だ。
それから、麻酔。
麻酔が効いてくると、いよいよ手術の開始になるんだけど、でも、まだ、あたりがよく見えるよ。
目を切るときも、見えるんだろうか?
でも、痛くないから、ま、いいか...。
と考えていると、パッと目を照らされて、まぶしくて、あたりが真っ白になる。
目を開けているので、なんだか赤いものがチラチラと見えたり、水が流されて、それが見えなくなったりする。
機械のガガーっという音が聞こえたり、
「ポリッシュ」という音声が聞こえてきたりする。
ポリッシュって、「磨く」っていう意味?いったい何を磨くの?
などといろいろ考えてるうちに、手術はどんどん進行しているみたい。
「レンズ、とって」と先生の声。
いよいよレンズを入れるみたい。
目の中になんだか小さな長方形のものがチラチラと見える。
あれは何?長方形には短い辺に縦に筋が何本も入ってるみたいなんだけど、なんだろう?
折りたたまれたレンズかな?でも、長方形だなんて、変だなあ。
そんなことを一生懸命考えていたので、「もし、失敗して、目の中に落ちたらどうしよう」などという要らない心配はしなくてすんだ。
「右を見てください。」と先生の声。
それから、
「はい、終わりましたよ。うまくいきました。」という言葉。
あー、よかった。
「なんだか、この前より早く終わったような気がします」と言うと、
「そうですか。」と先生。
部屋に帰って時計を見たら、前回と同じだった。2時45分。
これで、手術はおしまい!
わーーい、終わったよ。
すごく嬉しい。
1時間はゆっくり寝てなくちゃいけないのに、嬉しくて、ここへ来る前に知久屋で買ってきた赤飯のおにぎりを食べた。赤飯のおにぎりは手術が無事に終わったらお祝いに食べよう、と思って買ったのだ。
お昼ごはん抜きだったから、おなかすいてたし、おいしかった。
4時半に診察を受けて、友達がお迎えに来てくれて、うちに帰る。
28日
通院して、視力を測ってもらったら、0.5だった。
両目とも、0.01だったのが、0.5.
これからはコンタクトレンズを入れずに日常生活が送れるだろう。
運転するときは、めがねがいるけど、もうちょっと目が落ち着いてからめがねを作らなければならないみたいだ。
土曜日までは通院しなければならないそうだけど、とにかく無事に終わって、よかった、よかった。


